プロフィール


名前 【愛夢OK(あいむOK)】
年齢 【黄忠より年下】
勢力 【ずっと劉備軍】
ギルド『まったり村』村長です。
宝物 【奥さん(愛美奥参)】
奥さんと一緒に、のんびり、無双 Onlineを楽しんでいます

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第68話『山田の書』 まったり村伝

真・三國無双 Online まったり村伝
~潼関の戦い編~


  第68話『山田の書』

「これが、月城に残っていたという書の一つか…。高く売れそうだな…」
 雲隠才蔵は、その書を、懐に入れた。
「噂の遠呂智軍が、まさか、こんな所に居を構えているとは…」
 才蔵は、フッと笑みを浮かべた。

 仙界から伝わる武具を記した書…。
 その一つは、月城が遠呂智軍の襲撃を受けた時に、遠呂智軍の手に渡っていたのだ。
 そして、今、それは、雲隠才蔵の手に…。

 しかし…。

 しまった…。
 才蔵が気づいた時、辺りは、大きな殺気に包まれていた。

 才蔵は、すぐに外に出た。
 そこには、とてつもなく大きな殺気が…。

「何だこいつら…」
 才蔵が、今まで感じた事がない、凄まじい殺気であった。

 獣骨魔神(じゅうこつまじん)。
 獣骨幻魔(じゅうこつげんま)。
 …五邪神最強の二人であった。

 獣骨幻魔の攻撃が、才蔵を襲う。
 才蔵は、瞬時にその攻撃をよけた。
 しかし、獣骨魔神の攻撃をよける事は出来なかった…。

「うぐっ!」

 戦うは愚…。

 才蔵は、傷の痛みをこらえながら、姿を消した。

「ねずみを逃がしたか…。だが、あの傷では、長くは持つまい…」


 獣骨魔神と獣骨幻魔が復活した。
 ここに、五邪神が揃ったのである。


 その後、月城から手に入れた書を、才蔵が持ち去った事が発覚した。

「今になれば、それほど、気にする事でもないが…。念のため、事を早めた方がよさそうだな。…司馬懿よ」
 遠呂智の言葉に、司馬懿はうなずいた。


 ~~


 才蔵は、どこかも分からない場所にいた。
 誰も信じることが出来ず、ただ一人、その忍びの業で乱世の世を生き抜いてきた才蔵。
 身を寄せる場所もなく、瀕死のまま迷い続けた。

 この状態で敵に襲われたら、どうする事も出来ない…。
 才蔵は、必死に、殺気を探りながら、その場所に伏せていた。

「大丈夫ですか~?」

 まさか…。
 才蔵が振り返ると、そこには、奥さんとミクがいた。

 終わった…。
 過去にただ一人、殺気を消し、自分の後ろを取った者。
 この瀕死の状態で、その者に会おうとは…。
 天が、引導を渡しに来たに違いない…。
 才蔵は、死を覚悟し、目を閉じた。
 そして、意識を失った…。

 が、もちろん、才蔵が思っているような事はない。
 奥さんもミクも、戦とは無縁の生活でまったりと生きてきた二人。
 殺気など、あるはずがなかった…。

 劉備軍は、南蛮平定後、対曹操の備えのために、長安に兵を送っていた。
 そこに、まったり村も、従軍していたのであった。
 そう、ここは、長安の地であった。


 ~~


 才蔵が目を覚ますと、そこには、まったり村の者達がいた。

「気が付いたみたいですね。良かった~」
 才蔵は、まだ体の自由がきかなかった。
「無理したらダメですよ。凄い傷だったんですから」
 こ、こいつら、何を考えている…。

 そこは、才蔵が今まで味わった事のない雰囲気にあふれていた。

 楽しい話声が聞こえる。
 美味しい料理が用意される。
 綺麗な歌声が聞こえる。

 長安の一帯でも、まったり村の活動が広まっていた。
 民達は、奥さんの作るまったり村の名物料理を食べ、ミクの歌に聞き入っていた。
 まったり村47の華麗な踊りも見物です。
 (笑)

 毎日、まったり村の誰かが、才蔵の世話をしに来た。
 そして、日に日に、才蔵は回復していった。

 もういつでも逃げる事は出来る状態になった。
 しかし、才蔵は、そこを離れる事はしなかった。
 何か、不思議な感情が、才蔵の中に生まれていた…。

「もう、カレー食べられますよね」
 奥さんが、カレーを持って、やってきた。

 いつか見た、カレーというものか…。
 才蔵は、カレーを口にした。

「うまい…」

「美味しいですか(^^)v ゆっくり食べて下さいね」
 奥さんは、嬉しそうに言うと、行ってしまった。

 カレーを食べ終えると、才蔵は、大きく息をついた。
 まるで、何かの重圧から解放されたように…。

 それから数日、才蔵は、その地の民のように過ごしていた…。
 その穏やかな日々は、遠い昔の記憶を思い出させてくれた…。


「雲隠才蔵ですね…」

 才蔵は、ハッとして、振り返った。
 そこには、諸葛亮がいた。

「諸葛亮孔明…。劉備の軍師だな…」
「はい」
 諸葛亮は、笑みを返した。

「我が劉備軍は、天下太平の世を願い、軍を進めています。我が軍に力を貸していただけませんか」

 才蔵は、返事をしなかった。
 しかし、ただ黙って、遠呂智から手に入れた書を、諸葛亮に渡した。

 『山田の書』

 ついに、最後の書が、諸葛亮の手に渡った。

 そして、才蔵が、ただ一言口を開く。

「遠呂智は、曹操の本拠にいる…」



ついに、『山田の書』登場です。
山田の書の回は、おちゃらけバージョンになる予定です。
(笑)

そして、ストーリーは、終盤へ突入します。
今回は、珍しく、シナリオが終わる前に、ストーリーが完結する予定です。
(@_@)
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