プロフィール


名前 【愛夢OK(あいむOK)】
年齢 【黄忠より年下】
勢力 【ずっと劉備軍】
ギルド『まったり村』村長です。
宝物 【奥さん(愛美奥参)】
奥さんと一緒に、のんびり、無双 Onlineを楽しんでいます

◆キャラプロフィール◆

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色々なブログ紹介


三国志夢想伝019 「始まり」

 最終決戦!
 天下統一の戦は、決着がつこうとしていた。
 曹操は、すべてを捨て逃げるしかなかった。

 魏軍が仕掛けた、三路からの攻め。

 呉軍は、武神関羽雲長により動きを止められ、袁紹軍は、白馬鬼神趙雲子龍により、動きを止められた。
 司馬懿が率いる大軍は、諸葛亮の策により、火の中に…。

 司馬懿の大軍の後を、悠々と進むはずだった魏軍の本隊は、蜀の精鋭部隊と決死の戦いを演じる事となった。

 張飛、馬超、そして、無双軍!
 蜀の願いを乗せた部隊が、魏を打ち破ったのである。


 …

 あたり一面、火の海であった。
 炎に囲まれて、逃げる事は出来なかった。

 諸葛亮の策により、火計の中に落ちた司馬懿の大軍。
 そして、赤虎仙人…。
 壮大な火の舞が、戦乱の終わりを告げるようであった。


 …しかし、突然の強風と共に、天が揺れた。
 みるみるうちに、空は黒く覆われ、大雨が降り注いだのである。

 火が消えていく…。

 司馬懿は、天に向かい、両手を広げると、生き残った兵に退却を命じた。
 押し合い混乱しながらも、残った兵士達は、退却を始めた。
 司馬懿も、兵士を押しのけるように、消えて行った。

 そして、赤虎仙人も…。


 ほぼ壊滅状態の魏軍。
 蜀の天下統一は変わらない。
 しかし、遠大な火計は、天のいたずらにより消え果てた。

 諸葛亮は、天を仰いで言った。
「事を謀るは人にあり、事を成すは天にあり…」

 諸葛亮は、ふと息をつくと、兵を退いた。


 …

 蜀が、天下を統一した。
 天下泰平の世が、訪れようとしていたのである。

 そこには、蜀が誇る名将達が、一同に会していた。

 君主、劉備玄徳!

 五虎将!
 関羽雲長。
 張飛翼徳。
 趙雲子龍。
 馬超孟起。
 黄忠漢升。

 時代を担う若武者達!
 姜維伯約。
 関平。
 星彩。

 そして、時を越えてやってきた無双軍!


 しかし、諸葛亮の姿は無かった…。


 …

 その頃、愛夢OKと奥さんは!
 象仙人を探していた。

「象仙人様は、背中に乗って、お散歩できるんでしょう」
「そうらしいよ~」
「象仙人様~!」

 二人は、いつも、天下泰平であった。
 (笑)


 …

「わざわざ、ここまで出向いて来るとは思いませんでしたね」
 諸葛亮は、白羽扇を揺らしながら言った。

 目の前には、赤虎仙人がいた。

「始まりを告げに来たのだ…」
「始まり?」
 羽扇の揺れが止まった。

「もう、この体は必要ない。…ついに、時空を操る力を手に入れた」
 突然、赤虎仙人の体から、黒い霧が湧き上がった。
「時空をゆがめ、混乱を導いてやる。我が力は、混乱から生まれる悪気によって増大するのだ。強大な力を手に入れれば、仙界に封印されている、我が体を取り戻す事も出来る!」

「なに! 貴様、もしや!」
 突然、どこからか声が響いた。

「その声は、太公望か!」

「魂を封じる事は出来ていなかったのか…」

「はははは! 我は復活する! 混乱の世の始まりと共に!」
 そう言うと、黒い霧は空へと消えて行った。


「太公望様、あの霧はいったい…」

 どこからか聞こえる声の主は、仙界の住人、太公望であった。
 諸葛亮の師である。

「魔界の王だ。…仙界に封じ込めていたのだが、魂までは封印されていなかったようだ」
「魔界の王…」
「奴が、復活するのか…。魔界の王、遠呂智が…」


 …

 この手に、時空を操る力が宿った。
 混乱を呼ぶ者は、どの時にいる…。

 最悪の暴君…。
 最強の武将…。
 面白い…。

 再び混乱が導かれよう。
 時を越えてきた者達は、どこにつくのか…。

 ふっふっふ…。


 …

 再び、世は、混乱の時代へ…。




これで、とりあえず終わりです。
<(_ _)>


三国志夢想伝のストーリー版を作ろうと思ったきっかけは、「魏延」でした。
(@_@)

無双オンラインの敵NPC武将の中に、攻撃を受けた時の声が!
「ギエン、ギエン!」と聞こえる武将がいます。
これを聞いた時に、動画の中で使ってみたいと思ったのが、きっかけなんです。
(笑)

当初は、動画でストーリを作って。
蜀軍に裏切り者がいる、それは、誰なのだ~!
という設定で盛り上げて、敵声「ギエン、ギエン」の動画を取り入れて、魏延が怪しい!
でも、実は、裏切り者は、赤虎仙人だった~!
と思ったら、本当の敵は、遠呂智なのだ~!
そして、これが、「無双OROCHI」の始まりだったのです。

という感じの構想だったんです。
(笑)

ですが、実際は、そううまくはいかなくて。

動画でストーリを作るのは、時間がかかり過ぎるので、途中で挫折。
(T_T)

目指せ大将軍で、じっくりストーリーを書けず。
(T_T)

新シナリオに入ったら、昇格試練やら、動画作りをやっていて、やっぱり、じっくりストーリーを書けず。
(T_T)

本当は、内容も、もっと細かくする予定でした。
蜀の英傑達は、仙人に師事している設定で。

諸葛亮は、太公望。
劉備は、赤虎仙人。
そして、魏延は、パンダ仙人という設定だったんです。

奥さんとパンダ仙人と魏延の、ほのぼのストーリーも計画していたのですが、結局、ひとつも書けませんでした。
(T_T)

そして、実際の無双オンラインの新シナリオでは、ちょっと時代が戻って、呂布、董卓、袁紹が再登場したので、結局、新シナリオの時代につなぐという形にしました。
(^^)v

ちなみに、太公望とは、紀元前に活躍した軍師(兵法家)で、兵法の大家と言われているそうです。
「無双OROCHI 魔王再臨」に登場しています。


三国志夢想伝のストーリーの流れで、新シナリオを説明すると!

赤虎仙人から時空を操る力を手に入れた遠呂智は、自分が望む混乱の世を導くために、時空をゆがめ、最強武将呂布や、最悪の暴君董卓を…。

遠呂智が、赤虎仙人の力を使い導いた、時を越えた民達。
太平の世の実現のために、太公望が導いた、時を越えた民達。

彼らは、新しい混乱の時代で、どう生きるのか…。


みたいな感じです。
(笑)


無双オンラインに参戦する皆さんは、遠呂智か太公望によって、この時代に導かれているという設定です。
(笑)

遠呂智がのぞむ、混乱の世がやってくるのか!
諸葛亮や太公望が望む、天下泰平の世がやってくるのか!

それは、皆さんのプレイしだい~!
(笑)

私達夫婦は、ずっと劉備軍なので、一応、太公望と諸葛亮に、期待されて導かれたはずなのですが…。
実際は、夫婦揃って、動物仙人達と遊んでいるわけです。
(笑)


それでは、時を越えて、三国志の時代に導かれた皆さん!
今日も、無双の大地へ~!
(^^)/

三国志夢想伝018 「揺れる白羽扇」

 蜀軍の砦を落として、進軍を続ける司馬懿軍。
 その先頭を走っているのは!

 赤虎仙人であった…。

「このまま蜀を滅ぼすのだ」
「言われなくとも分かっておるわ! ふははは!」
 赤虎仙人の言葉に、司馬懿は、笑いながら答えた。
「我が与えた兵達は、このままお前にくれてやる。蜀を滅ぼした後は、好きなように使え」
「ふん! では、遠慮なく、わが野望の糧とさせてもらうか」


 …

 司馬懿仲達…。
 曹操にも勝る野望と、諸葛亮にも劣らぬ策謀を秘めておる。
 このまま、蜀を滅ぼした後は、さらなら混乱を生んでくれるだろう。
 我の望む、混乱を…。
 ふっふっふ…。

 …


 司馬懿は、さらに、軍を進めていった。
 しかし、ふと辺りの地形を見ると、はっとして、進軍の速度を緩めた

 司馬懿の大軍が進む道は、伏兵が潜むには最適な地形であった。
 そして、その先には、大きな谷が待ち構えていた。

 葫蘆谷(ころこく)。
 大軍をすっぽりと飲み込むような形の谷であった。

 司馬懿は、一瞬、背筋に寒さを感じた。
 あまりにも、蜀軍の守りがもろすぎる。
 もしや、われらを誘い出す罠か?

「司馬懿、どうした?」
 赤虎仙人の問いに、司馬懿が答えようとしたその時!

 軍の後方から、怒声が響いた。
「敵襲です!」
「…やはり、罠だったか」

 大軍の動きが止まった。
 敵の位置も、敵の数も分からない。
 兵達は、次第に混乱し始めていた。

 そして、葫蘆谷の入り口に、一つの部隊が現れた。
 司馬懿が、その部隊を見る。
 部隊の中央に立つ影。
 何かがゆっくりと揺れている。

 それは、白羽扇であった。

「しょ、諸葛亮…」
 司馬懿は、呆然とした。
 指揮官の混乱と共に、軍の混乱も大きくなっていく。

 回りから聞こえる怒声。
 どこから敵が攻めてくるのか…。

 急な進軍により、大軍は、長く薄い行軍となっていた。
 どこを攻められても、もろい軍となっていた。

 …しかし、司馬懿の前方に現れた軍は、動く気配がなかった。
 次第に、司馬懿が冷静さを取り戻してくる。

 そして、司馬懿は気づいた。

 撤退している!

 前方に現れた軍は、自らをしんがりとして、徐々に撤退していた。

「貴様! 諸葛亮ではないな!」
 司馬懿は、敵軍に向かって叫んだ。

「くっ! ここまでか…」
 すると、白羽扇を持っていた武将は、白羽扇を放り投げると、撤退を始めた。
 それは、姜維であった。

「おのれ、小細工をしおって! 撤退の時間稼ぎであったか!」
 確かに、軍の周りから怒声が鳴り響いたが、敵軍は攻めてきてはいなかった。
「逃がすな! 蜀軍を壊滅させるのだ!」
 再び勢いを取り戻した司馬懿は、我を忘れて、蜀軍を追った。
 司馬懿を先頭に、大軍が、葫蘆谷に侵入していく。

 葫蘆谷は、あっという間に、魏軍でいっぱいになった。
 司馬懿は、葫蘆谷の奥深くまで、蜀軍を追っていった。
 まさに、その勢いは、蜀を飲み込まんばかりであった。

 そして、司馬懿が、葫蘆谷の出口にさしかかろうとした時…。
 それは、起こった…。

 大きな音と共に、何かが崩れ落ちてくる。
 大岩と大木が、葫蘆谷の出口をふさいだ。

 あわてて進軍を止める司馬懿仲達。
 しかし、長蛇の列となった大軍は、次々に谷の中に入ってきた。

 その時、司馬懿の表情には、すでに諦めの色が現れていた。

 葫蘆谷の上に蜀軍が現れる。
 そして、一人の武将の姿が…。

 その武将を見ると、司馬懿は、ため息をついた。
 やはり、及ぶところではなかったか…。

 ゆっくりと揺れる白羽扇。
 …諸葛亮孔明であった。

「司馬懿殿、このような危険な谷まで、何用で来られましたかな?」
「ふん…」
 諸葛亮の言葉に、司馬懿は呆れるように笑うと、言葉を返さなかった。

「諸葛亮…。死んだのではなかったのか…」
 赤虎仙人は、呆然としながら、言った。

「これは、仙人様。…敵国に広がる噂を信じるとは、まるで敵軍の将のようですね」
「くっ…。今さら、何も言うまい」

 諸葛亮は、謎の敵の正体が赤虎仙人である事を、すでに見抜いていた。
「時空を操る力を持つのは、ほんの一部の仙界の住人のみ。あなたもその一人です。…あなたは、この時代に、時を越えた民達を導びき、その力で蜀を滅ぼそうとした。…その事に気づき、蜀にも時を越えた民達を導かなければ、蜀は危ういところでした」
「…すでに、気づいていたのか」
「我が主君劉備玄徳の師であるはずのあなたが、なぜ、その様な事を…」
「太平の世など必要ない! 我は、混乱を望む。それだけだ!」

 赤虎仙人の言葉を聞くと、諸葛亮はため息をついた。
「しかたがありません。…これで、終わりにしていただきましょう。我が蜀軍は、天下泰平の世を望みます」
 諸葛亮は、一度天を仰ぐと、白羽扇を振りかざした。
 その合図と共に、葫蘆谷に向かって、無数の火矢が打ち込まれた。

 葫蘆谷は、みるみる内に火に包まれていった。
 魏の大軍が、火の海の中で、大混乱となった。
 全滅は時間の問題であった。

 司馬懿は、ゆっくりと目を閉じた。

「おのれ、諸葛亮!」
 赤虎仙人は、叫んだ。


 …

 くそっ!
 あと、ほんの僅かな時間があれば…。

 まだ、何も始まっておらぬ。
 まだ、何も…。 




今回も、三国志演義の名場面から「葫蘆谷の火攻め」を使ってみました。
(^^)v

三国志演義の中では、諸葛亮の策により、司馬懿と魏延が葫蘆谷の中で火攻めにあいます。
そう、蜀軍の魏延も一緒にです。
(@_@)

三国志演義の中では、魏延は、裏切り者という設定になっているのです。
文ちゃん、なぜに~!
(笑)

実は、三国志夢想伝の物語を書こうと思ったきっかけは、「魏延」なんです。
そのきっかけというのは!

またいつか~!
(^^)/ (笑)

三国志夢想伝017 「諸葛亮の死」

 諸葛亮が死んだ…。
 その情報は、瞬く間に、敵国に知れ渡った。

 魏の国では、重臣達が、曹操のもとに集まっていた。
「これは、好機ですぞ。ここで一気に、天下統一の軍を動かすべきです」
 魏の将達は、口々に、蜀に攻め込む事を進言した。
 誰しも、最後の決戦が近づいている事を感じていた。

「まあ待て、まずは呉を攻め滅ぼすのが先だ。蜀は、先の洛陽決戦での痛手と、諸葛亮を失った事で、簡単には動けまい。呉の軍勢も吸収し、二方向から攻め込めば、今の蜀などとるにたらん」
 曹操は、そう言うと、満足そうに笑みをこぼした。

 ついに、この曹操の天下が来る。
 司馬懿がどこからか連れてきた民達も、おもいのほか強くなった。
 呉と蜀を滅ぼし、我が覇道の終焉を見ようぞ!


 …

 山の上から、蜀の陣跡を見ていたのは、赤虎仙人であった。

 諸葛亮が死んだ…。
 今、魏が動けば、蜀は滅びるか…。

 時の彼方からつれてきた民達…。

 奴らが招いた民達…。
 我が招いた民達…。
 どちらも、強くなった…。

 終わりの日は近い…。
 いや、始まりの日か…。

 …


 その頃。
 すでに、呉は、魏の軍勢により、敗北していた。
 呉も、孫権の号令のもと、懸命に戦ったが、力及ばず、親子三代に渡る、国の歴史に幕を下ろす事となった。
 魏軍は、呉の軍勢を加え、さらに力を増した。

 曹操が描く、最後の戦の筋書きが出来上がったのである。


 ついに、曹操は、天下統一の軍を動かした。
 洛陽と呉の二方向から、蜀に攻め込むのである。

 魏の大軍は、司馬懿仲達が率い、その後に曹操の本隊が続く。
 そして、同時に、呉の軍も動いた。

 長年にわたり争っていた、魏と呉が、今、共に、蜀に向って軍を進める。
 
 最後の決戦が、始まったのである!


 …

 劉備め、てこずらせおって。
 まさか、蜀の雑魚どもが、これほど強くなるとは思わなかったからな。

 まあよい、司馬懿に与えた民達が、よい働きをしておる。
 諸葛亮亡き今、魏と呉から同時に攻め込まれては、ひとたまりもあるまい。

 劉備がいては、我が望む混乱は導けぬ。
 太平の世など、作らせてなるものか。

 さて、念のため、三方向から攻め込むとするか。
 名族の力とやら、見せてもらおう。

 ふっふっふ。

 …
 
 
 最後の決戦!

 魏軍も、呉軍も、その決意を胸に進軍していた。
 だが、迎え撃つ蜀軍は静かであった。

 呉の軍が、蜀の国境に迫ってくる。
 そして、もう一つの軍が、攻め込んできた。
 それは、袁紹軍であった。

 魏軍、呉軍、袁紹軍!
 三つの軍が、三方向から、蜀を脅かす。

 しかし、その先には…。

「こ、これは…」
 呉の兵達は目を疑った。
 そこにあったものは…。

 悠然とそびえ立つ強固な関所であった。

 その関所に、一人の武将が現れる。
「そこなる軍は、いずこに行かれるか! この地を通るのであらば、命を捨てる覚悟をされよ!」

 武神、関羽雲長!

 行く手を阻む、関所。
 その地を守るのは、天下に名を轟かせた、関羽雲長。

 呉軍の士気は、ともし火が揺れるように消えていった。


 そして、袁紹軍が進む道にも、関所が作られていた。
 その地に現れたのは!

 白馬鬼神、趙雲子龍!

 無敗の将軍が守る関所。
 袁紹軍の士気も、消えていった。


 この関所は、蜀が誇る、無双軍内政部隊が、その総力を結集して造りあげたものであった。
 諸葛亮は、すべての備えを終らせていたのである。

 強固な関所と、鬼神のごとき武将。
 兵数は少なくても、敵襲を防ぐに足る力を持っていた。

 そして、無双軍の精鋭部隊は、魏軍との最終決戦に備えていたのであった。


 三方のうち、二つの進軍は征した。
 残るは、蜀軍対魏軍の、最終決戦であった。

 …

 次々と砦が落とされて行く。

「蜀軍め、相当あわてて洛陽を撤退したと見える。後の備えも何もあったものではないな」
 ところどころに、小さな砦が築かれていたが、司馬懿の軍に敵うすべもなく、兵は四散した。
 砦を落す度に、司馬懿の率いる軍は、さらに進軍の速度を速めて行った。

 魏軍が、蜀の地に、深く侵入していく。

 魏の大軍を防ぐ方法は…。





今回も、三国志演義から、好きな場面を使ってみました。

三国志演義の中で、劉備の死後、司馬懿が蜀に五方向から軍を進めるというお話があります。
しかし、諸葛亮は、首都成都にいながら、各地に適任の武将を派遣して、その五路の軍を撃退してしまいます。
(@_@)

お話の中では、三路と言う形で、袁紹軍にも特別出演していただきました。
(笑)

そして、蜀対魏の、最終決戦に続くのでした。
(^^)v

もうすっかり、私達を登場させる事を忘れています。
(笑)

三国志夢想伝016 「誤算」

「軍師殿! わしに何か用向きですかな」
 諸葛亮(しょかつりょう)の元に現れたのは、黄忠(こうちゅう)であった。

 黄忠漢升(かんしょう)。
 弓の名手として知られる、五虎将の一人である。
 老将軍なれど、その武勇は、関羽と互角に戦うほどの腕前であった。

「実は、困った事が起こりました…」
 諸葛亮は、黄忠に話始めた。
「我が軍は、呉への守りを固め、その一方で、魏との戦に備えています。そして、今、新たな敵の襲来があるかもしれません」
「何と! それは、一大事ですな」
「はい。そのため、呉の守りについている、張飛(ちょうひ)将軍を呼び戻そうかと考えています」
 諸葛亮は、ため息をつきながら、そう言った。
 すると、黄忠は、
「わしがおるではないか! この黄漢升に、出陣の命を下され!」
 と、声を荒げた。

 諸葛亮は、ゆっくりと顔を上げた。
「将軍はすでに年をめされております。もし、将軍の身に何かあったらと思うと…」
「これは聞き捨てならん! 軍師殿は、わしを老人扱いされるか! この黄漢升、年はとっても、まだまだ若い者には負けませんぞ! ぜひとも、出陣の命を!」
 黄忠は、闘志をむき出しにして、答えた。
 その言葉に、諸葛亮は、一つ微笑むと、
「分かりました。では、将軍に、お願いいたしましょう」
 と、言った。
「任せておかれよ!」

 謎の敵に対する備えは、最初から、黄忠に任すつもりであった。
 だが、魏と呉への備えもあり、そこに出兵できる兵の数は多くはない。
 苦戦は必至の戦いに向け、諸葛亮は、黄忠の士気を高めようとしたのだ。

 …

 魏の大軍が、洛陽奪還に向けて、動き出した。
 時を同じくして、定軍山に謎の敵が現れた。

「軍師殿の明察どおりじゃ。敵が現れおったわい!」

 定軍山に現れた大軍。
 それは、黄巾賊の首領、大賢良師張角(ちょうかく)の軍であった。
 張角は、大軍を率い、悠々と軍を進めていた。

 黄忠が率いる軍は、少数の無双軍である。
 その少数の部隊が、敵の大軍にむけ、出陣した。


「我の行く手を阻むとは、何奴!」
 張角軍の前に、黄忠の軍が現れる。
 黄忠は、そのまま、敵の大軍に向け、切り込んだ。
 策はあるのか?

「押しつぶしてしまうのじゃ~!」
 張角の号令と共に、黄巾賊の大軍が動いた。
 大軍と小部隊がぶつかり合う。
 黄忠の盤刀が、黄巾賊を次々に撃破していった。

 後世に曰く、老黄忠!
 老いても、なお盛んなり!


 …しかし、兵力の差は、いかんともしがたいものであった。
 しだいに、黄忠の軍が押され始めた。

「う~む! 無理じゃったか~!」
 軍は、どんどん後退していった。
「仕方がない! 退却じゃ!」
 黄忠は、自らが殿(しんがり)をつとめ、敵の追撃を阻止すると、軍を退却させた。

「愚か者め~! 我が力を思い知ったか! 追うのじゃ、我に続け~!」
 黄忠が退却するのを見ると、張角は、先頭に立って、黄忠を追った。


「しつこい奴じゃ~!」
 黄忠は、追ってくる軍を、その武勇で蹴散らしながら、退却を続けた。
 行軍の中で、もっとも難しいのが退却である。
 特に、退却軍の殿は、命を捨てて戦うか、そうとうの武勇がなければ、つとまるものではなかった。

 しだいに道は狭くなり、谷の中へと入って行った。
 谷の入り口は狭く、大軍の進軍速度は落ちたが、張角は、さらに勢いを増し、黄忠を追った。

 懸命に、追撃を振り切り、退却を続ける黄忠。
 しかし、谷の出口を抜けたところで、黄忠の軍は、その歩をとめた。
 張角と、先陣を切っていた部隊も、谷を抜ける。
 後ろに続いた、黄巾賊の大軍は、続々と谷の中に入っていた。

「ついに観念しおったか~!」
 張角は、勝ち誇ったように叫んだ。

 追い詰められた黄忠軍。
 しかし、黄忠は、笑った。
「観念するのは、そっちの方じゃ!」
 黄忠は、そう叫ぶと、自慢の弓を、ギリギリと引き絞った。

 黄忠は、天下にとどろく、弓の名手である。

 盤刀C6覇!
 旋風流星斬!

 黄忠の弓から、無数の矢が、天に向けて放たれた。
 その矢は、天高く舞い上がると、まるで流星のように、谷の上に降りそそいだ。

 ぶちっ、ぶちっ、ぶちっ!

 谷の上に張り巡らされた縄を、黄忠が放った矢が切っていく。
 そこには、多くの岩や大木が集められていた。
 縄が切れると、岩や大木を固定していた支えが外れる。
 それは、連鎖するように仕掛けられていて、次々と、岩や大木が、谷の下に落ちていった。

 谷の中に殺到した黄巾賊の大軍。
 その上に、次から次へと、岩や大木が崩れ落ちてきた。
 逃げ惑う兵達が互いに押しつぶし合い、谷の中は、一瞬にして壊滅状態となった。

 この落石の罠は、諸葛亮の指示の元、無双軍の内政部隊が、月日をかけて仕掛けたものであった。


「お~! 我が黄巾の軍が~!」
 張角は、少数の先鋒隊と共に、退路を立たれて、孤立してしまった。
「この黄漢升が勝負を決めてやろう!」
 黄忠が叫ぶ!
「おのれ~! 黄巾の子らよ、我を守るのじゃ~!」
 張角は、わずかに残った兵を盾にして、己の身を守ろうとした。

 しかし…。

「若造が~! まだまだ青いわ~!」
 黄忠は、再び、自慢の弓を、ギリギリと引き絞った。

 盤刀C3!

 黄忠の弓から放たれた矢が、張角の盾となった兵を狙う!
 そして、その矢は、兵を貫通すると、張角の体を見事に射抜いたのであった。
「黄天の世が…」
 張角は、地に崩れ落ち、息絶えた。

 三度にわたる黄巾賊の襲来は、ここに集結したのである。

 …

 そこは、洛陽の地。
 その地にいるのは、傷だらけの関羽であった。

「全軍、撤退したか」
「はい」
「よし。我らも退くぞ!」
 関羽の声が響くと、洛陽から、すべての蜀軍が撤退した。

 魏との洛陽攻防戦。
 その戦いに、諸葛亮の姿は無かった。
 …病に倒れたのだ。

 諸葛亮を欠く蜀軍。
 魏の大軍に対し、関羽、趙雲、馬超、そして、無双軍が、獅子奮迅の戦いを見せたが、力およばず、洛陽は、再び魏のものとなった。
 魏にいる、時を越えた民達も、恐るべき強さを見せた。

 最後の戦いに向け、まだ乱世は続く…。


 …

 諸葛亮が倒れたか…。
 神算を極める軍師も、病には勝てぬな。
 人間とは、哀れなものよ。

 役立たずの黄巾賊も、少しは、諸葛亮を悩ませていたようだな。
 ふっふっふ…。

 …


 その頃、愛夢OKと奥さんは!
「熊仙人様は、凄く盛り上げ上手なんでしょう」
「そうみたいだね。早く、会いたいね」
「熊仙人様~!」
 熊仙人を探していた。
 (^^ゞ おいおい。



今回は、黄忠の名場面です。
(^^)v

今回のお話に出てくる、諸葛亮が黄忠の士気を煽る場面は、横山光輝さんの三国志に出てくる場面の真似です。
横山三国志では、諸葛亮が「荊州から関羽を呼び戻す」と言います。

このやり取りが、本家の三国志演義の中にあるのかどうかは、調べてないので分からないのですが、横山三国志の中でも好きな場面なので、今回いれてみました。

三国志演義の中では、黄忠は、定軍山の戦いで、夏侯淵を討ち取ります。
黄忠の名場面です。
(^^)v

本家の中国では、年をとっても意気盛んな人を、「老黄忠」と言うそうです。
真・三國無双 Onlineの中の黄忠も、負けん気の強い、粋な爺さんという感じになっています。
黄忠のように、年をとっても元気な爺さんでいたいですね。
(^^)


無双オンラインでの黄忠の武器は「盤刀」です。

盤刀のC6覇は、流星のように矢が降ってくるので、なかなか綺麗です。
今回のお話の中では、勝手に、「旋風流星斬」と名前まで付けてみました。
(笑)

攻略サイトの情報によると、C3は敵を貫通するそうなので、こちらも、お話の中に入れてみました。
(^^)v


実は、私と奥さんを登場させるのをすっかり忘れていたので、最後に無理やり登場させました。
きっと、今後も、登場させるのを忘れる可能性があります。
(笑)

もうすぐ、最終決戦なので、その結果にあわせて、お話の結末を考える予定です。
(^^)v

三国志夢想伝015 「敵の正体」

 蜀軍の勢いは、衰える事を知らなかった。
 魏の首都洛陽を落とした後、呉の首都も、その手中におさめていた。

 だが、まだ戦いは終わらない。

 …

「魏、呉、共に、まだ、多くの兵を残しているようだな…」
「はい」
 諸葛亮(しょかつりょう)は、執務室に響く声に、答えた。
「どう見る?」
「魏や呉にも、時を越えた民達がいると思われます」
 諸葛亮の答えは早かった。
「やはりそうか…」
「まず、間違いなく」
「ならば、敵の正体が見えてきたな…」
「はい。…そして、最後の決戦の時も近いかもしれません」
 諸葛亮は、そう言うと、白羽扇を揺らした。

 …

 その地に現れたのは、呉の大軍であった。
 首都を奪われたにも関わらず、呉は、まだ大軍を擁していた。
 その多くが、時を越えた民達であった。

 呉の大軍を迎えうつ蜀軍。
 最後の決戦を有利に戦うためには、呉に首都を奪い返されるわけにはいかない。
 諸葛亮は、呉の大軍の襲来を読み、すでに自らが軍を率いて出陣していた。

 呉の大軍の前に立つ者。

 馬超孟起(ばちょうもうき)!
 趙雲子龍(ちょううんしりゅう)!
 関羽雲長(かんううんちょう)!

 共に、一騎当千!

 蜀が誇る五虎将のうちの三人が、大軍を真っ向から迎えうつ。
 兵力では不利な戦であったが、五虎将の力と、無双軍の力が、徐々に敵軍を突き崩していった。

 …

 蜀、呉、共に死力を尽くしての戦い。
 戦は、長期戦になっていた。

「カレーできましたよ~!」
 奥さんは、食料部隊として奮闘していた。
「順番に並んで下さいね~!」
 愛夢OKも、自ら望んで、食料部隊のお手伝をしていた。
 そう、それは、戦闘に出るよりも、こっちの方が安心だったからである。
 (笑)

 この戦には、仙人達も同行していた。
 虎仙人に、パンダ仙人。
 白い虎、金色の虎、赤い虎。

「我らに同行をうながすとは、諸葛亮は、大きな戦を考えているようだな」
「そうみたいね。魏と呉の首都を落とした今、太平の世に向けての決戦も近いという事でしょう」
 赤い虎仙人の言葉に、白い虎仙人が答えた。
「確かに、今回の呉の猛攻を退け、敵の首都をおさえておけば、多大な利を得られる」
「でも、この地に、これだけの主力を集めて、魏への備えは大丈夫なのかしら?」
「問題ありません」
 その問いに答えたのは、諸葛亮であった。
「おお、諸葛亮、久しいな」
「お久しぶりです」
 諸葛亮は、仙人達に笑みを返した。
「時を越えた民達は強くなりました。この地で、呉軍を打ち砕くのも彼らであり、かの地で魏軍を防ぐのも彼らです。まさに、無双軍」
「そうか…。我らの思惑がうまくいったという事だな」
「はい。仙人様達の力が、太平の世を導く事になると思います」
 諸葛亮の言葉に、仙人達は、満足げにうなずいた。
「では、洛陽の守りは万全ということだな」
「はい」

 …

「行くぞ! 勝利への道を切り開くのだ!」
 馬超の声が、戦場に響いた。

 馬超、趙雲、関羽、そして、無双軍の活躍により、蜀軍は呉の大軍を退け、呉の首都を押さえ続ける事に成功した。

「計算通りです…」
 諸葛亮は、小さくうなずくと、白羽扇を揺らした。
 そして、太平の世へ向けて動き始める。

 最終決戦の時が迫ってきたのだ。

 魏にも、呉にも、時を越えた民達がいる。
 その戦力は侮れず、敵の首都をおさえた今も、大きな脅威となっていた。

 最後の戦い。
 その結末は…。

 …

 洛陽にも、それほどの備えを残しておったか。
 しかし、あの雑魚どもが、これほど強くなるとはな…。
 まあよい、もう少し遊んでやるか。
 ふっふっふ…。




現在、今シナリオ中の大将軍昇格を目指してプレイしているので、なかなかうまく話を書けませんね。
(T_T)

本当は、今回は、馬超を格好よく描きたかったのですが、すっかり手抜きになってしまいました。
無双オンラインでもお馴染みの、馬超の掛け声だけが登場しています。
(笑)

色々な事が手抜きな今日この頃ですが、今シナリオが終わるまでは、目指せ大将軍でいく予定です。
(^^)v

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